全ての記憶を取り戻しました。

あなたとは引っ越して以来、会っていないとばかり思っていました。

お父様が保管しておくと言った、私のカルテはもう無いのでしょう。
仲介者の稲○さんは最後までちゃんと伝えてくれませんでした。

酷い言葉で追い返してしまったのは、拒絶反応だとしか考えられません。

でも、事実として、あなたは何度も会いに来てくれました。
そして、私はあなたを悲しませてしまいました。
元2位の代理人はもう居ないのでしょうか。

この記憶が本物ならば、謝罪しなければいけません。

私が望んだのはあなたの幸せです。



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