松戸図書館で、いつもあなたを待っていました。
初めて会った瞬間から、あなたの全てが好きでした。
あんまりにも見つめてしまって、変な女と思ったでしょ?
でも、なんだか吸い込まれるように、目が離せなかったんです。
そして、気持ちに気付いてくれました。
あなたも私に会いに来てくれていたと思います。

あなたの横顔も後ろ姿も、見つめる瞳も、全てが、今では切なくて悲しいです。
こんなに誰かに憧れること、恋すること、もう二度とないと思います。

本当に、あなただけを待ち続けていたんです。
遠いあの日、あなたはまた来ると約束してくれましたね。言葉はなくても。
そして本当に次の四月、もう一度会いに来てくれた。
あなたも、私を愛していましたか?少なくとも、あの時は…。

私の心には、まだあなたが住んでいて、あなたを思うと涙が止まりません。
今でも、図書館に行くとあなたの姿を探したりします。
駅のホームやお店でも…

たぶん、私が、本当に好きなのは、あなたです。
いつまでもずっと…


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