75年頃に世田谷区のある集合住宅に引っ越しした頃やはり一足先に引っ越して来た自分より一つ年下の弘美さんがいた。当時は挨拶をする程度のことと思っていた自分であったが

何故か彼女の方は自分のことを好意に思っていてくれたようだ。いつも定期的にハガキな
どで近況を知らせてくれていたにも関わらず自分は当時の趣味に没頭し、なおかつ当時勤めていた会社の年上の女性を口説くのに必死であった。

まもなく彼女も彼氏の実家の方へ引っ越していった。 年に2通ほどの封書をくれて近況を伝えてくれていたのだが気の利かないガキだった自分は返事を書くこともなくその内には

彼女のことも忘れてしまったようだ。最後に79年の年賀状が最後で(遠くにはなれてしまってもいつまでも良いお茶飲み友達でいましょう。)と書かれていた。、、その後自分も年上の彼女と結婚して子供が出来、人生2度目の会社にて36年間働き定年を迎えた。

3年ほど契約社員を経てコロナが猛威をふるい始めた2020年に退職して、さあ何を始めるかと考えていた頃、70年代のレコードが大量にあったことを思いだし整理を始めたところ
当時好きだった井上陽水のアルバムの中から、、、何と75年から79年にかけて弘美さんが
書いてくれたハガキ、封書が出てきたのでした。 たぶんガキだった自分でも捨ててしまうことは出来なかったのでしょうね。 改めて読み返してみると今の電子メール、ライン
には無い暖かさが伝わり、俺 なんて悪いことをしてしまったのか。と思いました。

ちゃんと連絡くらい取っていれば、と感じるほど世の中は変わってしまっていて役所はどんな理由があろうと住民票、戸籍の除票は身内、家族の委任状なくして回覧出来ない状況になっていました。    人が人を信じてもらえない状況でした。

本当にそれが出来ないないから、お願いしているのに特例もなにも無いそうです。仕方なく今年 有料探偵会社を訪問するも、費用は情報が古いので見積100~200と言わrれた為
断念し、生年月日、名前から検索して90%の発見率とふれこみの業者を発見して依頼するも結局探すことが出来ずに1/10程度の金額を失いました。情報が間違って居る為とのこと

SNS系も自分の情報を入れて確認しているが相手が着手してなければヒットせず〇〇弘美
で検索しても大体基本データの月日、居住地が入力されていない為全くあてにならない。

90年代にでも確認出来ていればと、悔しい毎日です。あの封書が出てきたことを恨む始末です。しかし何とか探して当時のお礼を言いたいと頑張ろうと思っているところです。
何とも忘れられない思い出。 妹さんも近くに住んでいたのに俺何してたんだ。?

早く2人が何かのきっかけで、イマドコを見てくれないと3人共、今以上にジジ、ババに
なっちゃうよ。


戻 る






Back to Top